
こんな資格あったの!?これからの時代に活躍できる一陸特!!
2022年3月31日無線の資格ってこんなにあるの!?一陸特のレベルは?
5Gの時代が到来し、今後は無線を扱うことができる人材の価値がさらに高くなることが予想されます。総務省が規定する無線従事者の資格は、総合、海上、航空、陸上、アマチュアという5つの分野の中に23種類があります。そのうちの1つが一陸特といわれる第一級陸上特殊無線技士で、陸上特殊無線資格の最上位にあたるものです。下位資格に二陸特や三陸特がありますが、二陸特と一陸特の最も大きな違いは多重無線設備を扱えることでしょう。LTEや5Gなどの技術にはすべて、多重無線が使用されています。よって一陸特を取得することは、携帯電話などの基地局で働く資格を手に入れることにもなるのです。
どうやったら取れるの?一陸特の取得方法!!
一陸特を取得するには、国家試験に合格するか、養成課程や認定講習過程などを受講する必要があります。国家資格であるため受験費用は5363円と安く、テキストや参考書を購入しても1万円程度の出費で済みます。費用を安く抑えて自分のペースで学習したい人には、独学が向いているでしょう。ただ、試験が実施されるのは年に3回のみで、合格率も30パーセント程度です。独学に自信のない人や深く理解したい人は、養成課程などの受講も視野に入れると良いでしょう。
一陸特を取得するメリットは?
一陸特を取得することで得られる一番のメリットは、できる仕事の幅が大きく広がることでしょう。5Gが導入されたりモノのインターネット化が実現され始めていることから、無線従事者の活躍の場は今後も拡大し続けることが予想されます。スキルアップ以外にも、資格手当が支給されるなどの収入面の期待もできるメリットの多い資格です。
一陸特とは、一級陸上特殊無線技士の略称です。衛星や業務無線などを使用し、通信システムの技術操作を行える国家資格です。携帯電話や電波利用技術が発展し、小規模無線局などさまざまな場面で活用されています。